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看護師のミスについて考察<働く看護師の窓口>

ミスは誰にでもある!大事なのは対処法を考えること

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絶対押さえておくべき対処法がコチラ!

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医療現場で働く人にとってミスは許されないことです。ミスがそのまま患者の命に直結してしまうからです。でも、人が対応している以上どうしてもミスは避けられませんよね。ではミスを起こしてしまった場合はどう対処すれば良いのでしょうか?

言い訳はNG

言い訳はNG

看護師によくあるインシデントは与薬事故や転倒事故ですが、患者自身が薬を飲み忘れたり、バランスを崩して転倒したりすることもありますよね。直接関与していないので看護師のミスにはならないと思うかもしれませんが、それは違います。監督が不十分であるとして看護師のミスになるんです。関与していないのに自分のミスとされることに不満を抱くかもしれませんが、患者の安全を守ることも看護師の仕事のひとつです。関与していなくても病棟全体のミスとして扱い、今後同じことを繰り返さないように注意しなければなりません。「自分のせいじゃないのに何で?」と思うかもしれませんが、言い訳するのは良くありませんよ。真摯に受けとめましょう。

力量に合わせてフォローする

力量に合わせてフォローする

インシデントは経験量に関係なく誰もが起こしてしまう可能性がありますが、特に多いのは新人看護師です。看護師国家試験に受かったからといって一人前になれるわけではありません。戦力になるまで組織全体で育てていかなければならないのに、知識や技術、経験が乏しい新人看護師にいきなり仕事を任せてしまうとどうなるでしょうか?業務に不慣れなこともありミスをしてしまう可能性が高まりますよね。もしかしたら医療事故につながってしまうような重大なミスを犯してしまうかもしれません。
そのような事態にならないように、新人看護師には先輩看護師がついてフォローしたり、力量に合わせて受け持ちの患者を選定したりなどの工夫が必要です。厳しく指導されてきたベテラン看護師の中にはこのような指導を甘いと思う人もいるかもしれません。ですが、患者の命を守ることを考えたら成長のためとは言えリスクのある方法は取れませんよね。一人前になるまでしっかりとサポートしてあげましょう!

環境を工夫することも大切

環境を工夫することも大切

看護師はやらなければならないことが山積みですが、突然のナースコールなどで業務が中断してしまう場面も少なくありません。突然の呼び出しに注意力が削がれてしまいますが、慌てた状態で対応するとミスを起こしてしまいますよ。例えば急変の患者に対応するための薬剤を投与する場合、投与する薬が間違っていないかよく確認しましょう。薬剤のアンプルは似通っているため慌てた状態だと見間違ってしまいますよ。間違えないように、似ている薬剤は配置を変える、使用頻度が少ない薬剤は保管しないようにする、など環境そのものを改善することも大切です。

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